華麗な新羅文化の歴史を髣髴させる所
慶尚北道慶州市吐含山(Tohamsan)中腹に位置する仏国寺は、世界文化遺産として指定されている韓国の代表的な寺院。
洗練された新羅芸術と新羅の仏教文化をそのまま語り伝える韓国の重要文化財として、境内全体が韓国の史跡及び、名勝地第1号として指定されている。 新羅が三国を統一した後、国が安定し、全ての文化が発達した全盛期を中心に創建されたと伝えられる仏国寺は、その設立年代が定かではないが、総2000余間に至る60余棟の大小様々な建物が存在したという記録から見ても、大変大きな規模であったことがよく分かる。

現在総面積が12万余坪に至る仏国寺境内には、大雄殿(Daeunjeon)を中心に多宝塔(Dabotap)、釈迦塔(Seokgatap)など世界的に有名な宝物がある。
また極楽殿に至る石階段である蓮華橋(Yeonhwa-gyo)・七宝橋(Chilbo-gyo)(国宝22号)、紫霞門(Jahamun)に至る石階段である青雲橋(Cheonun-gyo)・白雲橋(Bak un-gyo)(国宝23号)、毘盧殿(Jarojeon)にある高さ1.7mの金銅仏像として知られている金銅毘盧遮那佛坐像(国宝26号)、極楽殿の高さ1.7mの金銅仏像である金銅阿彌陀如來坐像(国宝27号)、舍利塔(宝物61号)など、韓国の国宝と宝物が合わせてなんと7000あまりも残っている。
仏国寺の全ての文化財を通し独特な新羅文化の全てを観賞する事が出来、特に遺物の大部分は751年(新羅景徳王の時代)創建当時の物がそのまま伝えられた物で、その価値はとても大きい。 仏国寺を観覧する時は、静かに厳粛な雰囲気の中観覧する事が望ましく、文化財を大切に扱い破損する事のないように注意しなければならない。
多宝塔(Dabotap) : 国宝第20号に指定されている新羅時代の典型的な石塔で、仏国寺の大雄殿(Daeungjeon)に背を向け左側に立っている。 花崗岩で作られた高さ10余mの多宝塔は、新羅時代最盛期に作られた塔で、東洋の他の仏塔では見る事の出来ない特異な形態を有し、優れた石材加工技術と美しい造形美を醸し出している。
釈迦塔(Seokgatap): 釈迦塔は国宝第21号に指定されている新羅時代の典型的な石塔で、仏国寺の大雄殿に背を向け右側に、多宝塔と相対する形で立っている。多宝塔が女性的で繊細な美しさを持っているとすれば、釈迦塔は簡潔でありつつも力強さを感じさせる男性的な石塔だ。 花崗岩で作られた高さ8.2mのこの塔は、各基壇の高さと塔身が調和して安定感を感じさせる美しい石塔である。
■所在地: 慶尚北道慶州市ジンヒョンドン15-1
■開場時間:3~10月 07:00~18:00、11~2月 07:30~17:30
■入場料:成人3,000ウォン、青少年2,500ウォン、子供1,500ウォン
■行き方 : 慶州駅や市外バスターミナルから仏国寺行き市内バス、巡回観光バス利用
■お問い合わせ : 82-54-746-9913
■仏国寺: http://www.bulguksa.or.kr (韓,英,日)